駄菓子はお好きだろうか。私は大好きだ。スーパーやコンビニで見かけると、つい買ってしまう。なんなら駄菓子屋さんにも行く。それくらい好きだ。小腹を満たすのに丁度いいし、小さくて可愛らしい。
ということでタイトルの通り、私の独断と偏見による好きな駄菓子ランキングを開催したいと思う。私が好きな駄菓子を順に発表する、それだけ。
■第10位 うまい棒
名は体を表すと言うが、その通りだと思う。うまい。自分でハードルを上げたうえでそれを越えていくスタイルには憧れる。駄菓子を擬人化したアニメがつくられたら、うまい棒は性格がいい主人公だと思う。
うまい棒は安くて種類がいっぱいあるので純粋に選ぶのが楽しい。私はチーズ味とコーンポタージュ味が好きだ。
■第9位 ウメトラ兄弟
化学の梅みたいな味がして美味しい。たまに酢のパワーがありすぎて噎せることがあるが、それもご愛嬌。駄菓子を擬人化したアニメがつくられたら、ウメトラ兄弟は高校生、中学生、小学生という幅広い年齢を取り揃えたバランスのいい三兄弟としてデザインされると思う。加えて仲がいいため、安定した腐女子票が入るだろう。恐らくメイン回もある。
ちなみに、すももバージョンの「すもも兄妹」というお菓子もある。結構美味しい。
■第8位 ポテトフライ
正直、フライドチキン味というよりコンソメ味だが美味しい。カルビ焼の味もフライドチキン味と同じ味がしたが美味しかった。私の舌はトチ狂っているのかもしれない。
駄菓子を擬人化したアニメがつくられたら、フライドチキン味は留学で日本に来た天然系の洋ショタ、カルビ焼の味は手堅い人気があるわんぱく小僧系のショタ(膝と鼻の頭に絆創膏を貼っている)としてデザインされると思う。数は少ないが、ショタフェスで本も出るだろう。
■第7位 いちごゼリーマシュマロ
中のゼリーが甘酸っぱくて美味しい。また、個数も4つと丁度いい。マシュマロは4つくらい食べたらもういいかなという気分になるからである。ちなみに、いちご味以外にはぶどう味やチョコ味のものがある。パッケージもキティさん以外だとちびまる子ちゃんのものを見かけたことがあるが、最近は見ていない。覇権争いに敗れてしまったのだろうか。相手がキティさんでは仕方がない気もするが...。
駄菓子を擬人化したアニメがつくられたら、いちごゼリーマシュマロは人懐っこいロリだと思う。おしゃれと流行りものが好きで、主人公の部屋の隣に住んでいる幼稚園児。愛らしいデザインと愛嬌、CV大谷育江という神の采配により、オタクに人気が出てツイッターの絵師が描いたファンアートがバズり1.2万RTされることだろう。
■第6位 わなげチョコレート
CMYKマーブルことわなげチョコレート。色の悪さと殻(?)の硬さが非常に良い。忍たま乱太郎の滝夜叉丸先輩が指にかけて回していた輪っかに似ているため、幼少期はよく真似をしたものだ。
駄菓子を擬人化したアニメがつくられたら、電波系の美大生(性別不詳)としてデザインされるだろう。8話くらいで登場して12話くらいで実は宇宙人であることが明かされる。多分。
■第5位 ビスコ
国が認めた合法ドーピング剤、おいしくてつよくなるビスコ。赤いパッケージと中性的な子どもの生首が特徴的な駄菓子だ。うまく形容できない味が癖になる。
駄菓子を擬人化したアニメがつくられたら、パッケージのキャラクターに目線が入ったメタ的なデザインになるだろう。名前も「ビス子」とかそんなん。オタクはそういうの好きだから。
■第4位 おさんぽわたがし
これこれこれ~~~~~~!!!!!!!!!!!50円で買える幸福、わたがし。ケミカルと思いやりの中間みたいな味が特徴だ。とりあえず幼児性を散りばめておけばそれっぽくなるだろうという投げやりなパッケージデザインに反し、味がめちゃくちゃ美味しい。正直わたがしの味の違いは全く分からないが、個人的にかなり好きなので上位に食い込んだ。
駄菓子を擬人化したアニメがつくられたら、いちごマシュマロちゃんが家で飼っている犬としてデザインされるだろう。わたがしは擬人化が難しそうだから、犬。
■第3位 ミニドーナツ
これ知ってます?めちゃくちゃ美味しいんですけど、知ってます?友人にきいたら知らなかったんですよね。
固めだが口当たりの良いミニサイズのドーナツ、ミニドーナツ。とても美味しい。ちなみに、似たような駄菓子でヤングドーナツという商品もある。そちらもかなり美味しい。とりあえず食べてみてほしい。めちゃくちゃ美味しい。
駄菓子を擬人化したアニメが作られたら、きっとミニドーナツは背が低いことがコンプレックスなお嬢様だろう。よく分からないが、ドーナツは育ちがいい感じがする。
■第2位 チロルチョコレート
声優を目指している配信者のハンドルネームやオンラインゲームのネカマキャラの名前として使われがちなイメージが強いお菓子NO.1チロル。今年で40周年とのこと。80年代にはあったってこと?すっげ。
チロルといったら、やはり種類の豊富さだろう。抹茶味やイチゴ味などオーソドックスな味はもちろん、わさび味やピザ味などの変わり種までチャレンジの幅が広い。他にも、冬季限定のチロルカップなど独自のキャンペーンが特徴的だ。ちなみに私、チロルカップは毎年購入している。
駄菓子を擬人化したアニメが作られたら、チロルは王道萌えキャラとしてデザインされるだろう。でじこ的な。頭にクソデカいアクセサリーを付けている不運な貧乏キャラ。オタクが好きなやつ。
■第1位 ブラックサンダー
黒い雷神ことブラックサンダー。人間が感じられる美味しさの上限。甘いチョコレートにザクザクした食感のよく分からんビスケットみたいなやつが入っていて美味しい。季節によって色々な味があるのも嬉しい。まあ私は慢性鼻炎なので味の違いは一切分からないが。
駄菓子を擬人化したアニメが作られたら、ブラックサンダーは黒ギャルだ。オタクが好きなタイプの優しいギャルだ。読んでるラノベを覗き込んできて「フーン、そういうの好きなんだー」ってからかってくる。良い。
以上、個人的駄菓子ランキングだ。子どもの頃は少ししか買えなかった駄菓子も、大人になれば買い放題。久々に駄菓子コーナーで豪遊するのもなかなかおつだ。
ちなみに、わなげチョコの裏面にはリングフィットアドベンチャーみたいな輪っかを持っている謎の少年が印刷されている。
-おわり-