「三日月」という曲をご存知だろうか?絢香というアーティストが歌っているJ-popソングである。この曲、実はある理由からインターネットやテレビなどのメディアで一時期話題になったことがある。
それは曲の途中に「死にたい...」という声が入っている、というものだ。その強烈なインパクトから当時はかなり話題になっており、他にもポルノグラフィティの「アポロ」や中島美嘉の「LIFE」などの有名な楽曲にも「幽霊の声が入っている」と騒がれていた時期があった。あの頃の視聴者たちは、ホラーに飢えていた。
しかし、現代日本はホラーで溢れている。洒落怖やオカ板など、インターネットで簡単にホラーを摂取できるし、アマプラやネトフリに入れば海外のホラーなども浴びるほど観ることができる。現代日本はホラーの飽食時代である。ホラーは余るほどあるのだ。
というわけで逆に「三日月」を怖くなくしていこうと思う。ホラーには飽きたから。嘘。怖いからです。今日もめっちゃ怖い夢見て夜中に飛び起きてムカついたし、その流れで「近畿地方のある場所について」っていうホラー小説を思い出してたすけて~~!!ってなってた。そう、怖いのだ。怖いから、怖くなくする。
「怖くない『三日月』選手権」の基本ルールは以下の通りとする。
それでは、やっていこう!!
エントリーナンバー①
頑張っているからね...
初手でやることじゃないだろ。4文字以内だったら何を言ってもいいわけじゃないんだぞ。(ちなみにカルトンとはお金のやり取りをする時に使うトレーのこと。こんなん名前知らんわ)
エントリーナンバー②
頑張っているからね...
これはこれで怖いかもしれない。まあ幼虫も頑張ってるか。人間だけが頑張ってるわけじゃないし、孵化するのって多分就活みたいなもんだと思うし。幼虫も頑張ってるって言っていい世の中にしていきたいね。
エントリーナンバー③
頑張っているからね...
インド人だ。しかも礼儀正しいインド人だ。これはあんまり怖くない気がするな。挨拶されて怖いタイミングってあんまりないし。むしろ気分がいいかもしれない。
エントリーナンバー④
頑張っているからね...
絢香が歌ってるのに。黙って聴いてろよ。一人で行ってこい。
エントリーナンバー⑤
頑張っているからね...
なんかこの幽霊は生前いい人だった気がする。買い忘れたのかな?歌の途中に言うことじゃないと思うけど、恨みとか妬みって「大根」に込めることはできないから多分悪霊ではないと思う。でも会話が成り立つ霊が一番ヤバイってムヒョとロージーの魔法律相談事務所で言ってたし分かんないな。
エントリーナンバー⑥
頑張っているからね...
確かに。プリキュアは頑張ってるな。週1(しかも日曜の朝)に街の平和守ってるし。ぷいきゅあ~~!!がんばえ~~!!
エントリーナンバー⑦
頑張っているからね...
うわ~~幽霊が電子機器の名前言ってるのって全然怖くないかも。幽霊が部屋に出てきて「Mac...」とか「パソコン...」って言ってたらビンタできる自信すらある。でもあの幽霊のスレ思い出してちょっと怖くなるかも。
エントリーナンバー⑧
頑張っているからね...
怖くない。怖くはないけど横綱の悪霊である可能性があるのはなんか嫌だな。横綱の悪霊って張り手で壁ドンしそうだし、テリトリーに厳しそう。アニメとかでよくある、同じ部屋で生活することになった歳頃の男女がテープで部屋を区切って「ここからこっちは私の部屋だから!!入ったら殺す!!」みたいな、ああいうテリトリーに他人よりも厳しそう。いやなんで横綱が美少女側なんだよ。「入ったら殺すでごわす!!」。怖。
エントリーナンバー⑨
頑張っているからね...
変態か潮江文次郎の二択だ。変態は怖いから潮江文次郎ってことにしておこう。潮江文次郎だったら怖くない。まあ「慢性的な寝不足の男子生徒」という意味ではかなり不安だが。
↑ 潮江文次郎(15)。忍たま乱太郎に出てくる6年い組の生徒。会計委員会委員長で、本人曰く「忍術学園一ギンギンに忍者をしている」とのこと。全然眠らないという特性があり、社畜気質の根性論者。
エントリーナンバー⑩
頑張っているからね...
ルールを破るな。
結果発表!!一番怖くなかったのは...
「ナマステ」でした!!どうでしたか?みなさんも色んな怖くない単語を探してみては?
-おわり-
