まちまちマーチ

日常のどうでもいいことだけ。更新はまちまちです。

怪奇・体調不良!!再入院決定!!

    再入院が決まった。一週間後だ。約一年前の夏頃、あまりにも体調が悪くなりすぎて、入院したことがある。前回の入院は約一ヶ月半だった。短いとおもうだろう。体感、めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ長い。永久に出口のない白色の地獄に入れられたかと思ったほどだ。体調が悪すぎたため、外出許可もおりなかった。一日中ベッドの上。患者が使用出来るWiFiもないため、ギガが許す限りでしかインターネットが出来ない。入院した経験があるからこそ分かる。入院は辛いのだ。

    入院前は資格試験と仕事がある。そのため、入院前、最後の休日に外出をすることにした。

    まずはカラオケ。今ハマっている「カリスマ」というボイスドラマのキャラクターを連れてきたので、彼らの楽曲と共に記念撮影をした。可愛い。

    カラオケ屋さんがちょうど「にじさんじ」とコラボしていたので、コラボドリンクを注文した。あとコラボメニューじゃなかったが、唐揚げも注文した。食べたかったから。最近、カラオケ屋さんの唐揚げに必ずと言っていいほどレモンが付いてくるのが嬉しい。食べ物は(腐っているものは除き)酸っぱければ酸っぱいほど美味しいと思っている。レモンはありがたい。

    にじさんじのコラボドリンクは「シェリン・バーガンディー」というキャラクターのものを選んだ。コーヒーが飲みたかったのと、YouTubeで観た「地獄銭湯」の実況がかなり面白かったため、印象に残っていたのだ。地獄銭湯以来、シェリンの動画を少しずつ消化するようになった。歌が上手いので歌みたをよく聴いている。

    コラボドリンクを注文すると、ランダムで一枚ステッカーが貰える。ステッカーはシェリンだった。すごく、すごく忖度を感じたが、ありがたい。

    カラオケを出た後、ゲーセンに行った。3階のガシャポンコーナーを見ていたら、休憩スペースに見慣れた影があった。友人だった。話しかけると驚いていたが、すぐに笑顔になった。友人は郵便物を梱包しているところだった。宛名のところが擦れてまっくろくろすけを潰した跡みたいになっていたが「大丈夫っしょ」と言っていた。友人のこういうところが、かなり好きだ。

    その後、一緒にゲーセンを数店舗巡った。私はカプリコおぱんちゅうさぎのぬいぐるみをゲットすることができた。おぱんちゅうさぎに関しては、二回で取れたため、世界からの忖度を感じた。「私が入院するからってそんなに気を遣って...ヘヘッ...」と思った。世界は概念であるため、忖度などしないのだが。ちなみに友人は、デカいポッキーに三千円溶かしていた。

    ゲーセンを出て帰路につく。ふと、職場で上司が発した「俺あいつ(障害者の常連さん)無理なんだよね」の言葉がちらつく。いや、ふと、ではない。実は一日中、この言葉が頭の中を巡っていた。休みの前日、仕事中の上司の言葉だった。私はかなり衝撃を受けた。

    というのも、前職がデイサービスの職員で、その常連さんよりも特性の強い子どもたちと一緒に過ごしていたからだ。加えて、家族も友人も半分くらいは障害者だし、その上司には言っていないが、私自身も精神障害者だったからだ。もちろん、手帳も持っているし、年金も受給している。私が「自信が障害者であること」を打ち明ければ、上司は「お前のこと、生理的に無理」と言うのだろうか。思わないにしても、障害者のことを下に見ていることが分かった。健常者の、障害者に対する評価が改めて分かった。何度も食事に行って、楽しく喋って、一緒に仕事をした上司だった。    

    私の心には穴が空いた。優しかった上司はもういない。年上の友人を一人無くしたのだ。二年の友情が、あの日砕け散った。

    入院前の出勤日はあと一日だが、あの上司にどんな顔で会えばいいのだろうか。もう彼の前で笑える気がしない。退院するまでにこの辛さを忘れられるだろうか。上手く折り合いをつけられるだろうか。私には分からない。

    と、書いているうちに入院四日前になってしまった。ブログは計画的に書こうネ。それでは、次の更新日にお会いしましょう。

 

-おわり-